自社ECとは?ECサイトを構築するためのプラットフォーム一覧

自社ECとは?ECサイトを構築するためのプラットフォーム一覧

「自社ECって何?」

「自社のECサイトってどうやって作るの?」

「ちゃんとしたECサイトを作れるのか心配…」

上記のような疑問・悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。本記事では、自社ECサイトの基本情報や簡単にサイトを構築する方法、おすすめのプラットフォームなどを解説しています。

本記事を読むことで、ECサイト構築に対するハードルが低くなることでしょう。ぜひとも参考にしていただければ幸いです。

自社ECとは?

自社ECとは

自社ECとは、自社で立ち上げて運営するサイトを指します。つまり、ECサイトにおける一連の流れを全て自社でおこないます。

ECサイトの立ち上げから運用、カスタマイズやメンテナンスまで自社でおこなう必要がありますが、オンリーワンのサイトを作れるのが魅力です。

「自社EC」と「ECモール」の違い

自社ECの他、ECモールといった形態もあり、違いは下記の通りです。

●自社EC→自社で運用しているサイト(独自ドメインを持っている)

●ECモール→企業のモール内に出店し、商品を提供する(独自ドメインを持っていない)

 

自社ECとECモールの主な違いは、サイトを自社で運用しているか・他企業が運用しているかの違いです。

ECモールはオンライン版ショッピングモールのような仕組みであり、アマゾンや楽天が有名どころとして挙げられるでしょう。ECモールは1つの大型サイト内に、自社の店舗を構えるようなものと認識しておきましょう。

「自社EC」と「ECモール」のメリット・デメリット

メリットデメリット

ここからは、自社ECとECモールのメリット・デメリットを解説していきます。それぞれ見ていきましょう。

自社ECのメリット・デメリット

自社ECのメリットは下記の5つです。

●国内のどこからでも購入できる

●24時間365日商品を販売できる

●顧客データを有効活用できる

●ビジネスを世界に展開することも可能

●決済代行サービスを導入すれば決済手段が増える

 

自社ECのデメリットは下記の3つです。

●集客が難しい

●競争が激しく全く伸びない恐れも

●ネット販売なので商品の魅力が伝わりにくい

 

ECモールのメリット・デメリット

ECモールのメリットは下記の5つです。

●集客力がある

●サポートが充実している

●知名度が高いECモールは消費者から信頼を得やすい

●実店舗がなくても出店可能

●手間がかからない

 

ECモールのデメリットは下記の3つです。

●手数料などコストがかかる

●価格競争に巻き込まれやすい

●ショップのブランディングが難しい

 

ECプラットフォームとは?

ECプラットフォームとは、ECサイトを構築するためのベースとなるシステムのことです。つまり、ECサイトを作る上でECプラットフォームは必要不可欠です。

ECプラットフォームには多種多様な種類があり、自社に合ったプラットフォームを選ぶことが欠かせません。

ECサイトを構築するためのプラットフォーム一覧

ECサイトを構築するためのプラットフォームとして、下記のものが挙げられます。

  • ●ECモール
  • ●ASP
  • ●ECパッケージ
  • ●オープンソース
  • ●フルスクラッチ

1つずつ見ていきましょう。

1.  ECモール

ECモールは、1つのサイトに多数のショップが出店し、モールのような形態となっているプラットフォームです。

申請をするだけで簡単にECサイトを構築できるので、煩わしい作業がありません。大手のECモールだと集客力や知名度が高く、最初から商品が売れやすい傾向にあります。

2.  ASP

ASPは、アプリケーション・サービス・プロバイダの略であり、インターネット上のサービスおよびサービスを提供している事業者を指す言葉です。

ECサイト向けASPの場合、ECサイトの機能が最初から備わっており、誰でも簡単にECサイトを立ち上げられます。

3.  ECパッケージ

ECパッケージとは、ECサイトに必要な機能が、最初から最低限パッケージ化されたシステムのことです。

パッケージを元に自社でカスタマイズもでき、一定の自由度もあります。機能を追加してカスタマイズしていけば、サイトに独自性を持たせることも可能です。

4. オープンソース

オープンソースとは、ECシステムのプログラムコードがインターネット上に公開されているシステムのことです。

ライセンス費用が掛からない上に、プログラムの知識があれば自由にサイトを構築できます。ただし、オープンソースを活用するには、システムに関する一定の技術や知識が求められます。

5. フルスクラッチ

フルスクラッチとは、ゼロからECサイトを作ることを指します。フルスクラッチを利用することで、完全オリジナルの自社ECサイトを構築できます。

しかし、1から作る必要があるため、高度なシステムの知識や技術の他、多額の費用と長い開発期間が必要です。

初めてECサイトを構築するなら「ECモール」か「ASP」がおすすめ

初めてECサイトを構築する際、簡単に立ち上げられるECモールかASPをおすすめします。敷居が低い方が長く続けやすく、手間もかからないため、余計な労力を割く必要もありません。

最初にECモールを構築し、慣れてきたらASPも立ち上げる、もしくはその逆もアリでしょう。

ECモールで定番のプラットフォーム3選!

ECモールで定番のプラットフォームは下記の3つです。

  • ●「Amazon」
  • ●「楽天市場」
  • ●「Yahoo!ショッピング」

1つずつ見ていきましょう。

「Amazon」

Amazonは世界最大のECモールでもあり、知名度や集客力は抜群です。サービスも手厚く、初めての出品でも安心して利用できます。

FBAという有料サービスを利用することで、商品の保管や配送などをAmazonに委託することも可能です。

「楽天市場」

楽天市場は国内最大のECモールでもあり、国内での知名度や集客力は高いです。専任のコンサルタントがサポートしてくれるので、不安も軽減されることでしょう。

ショップを利用した顧客に対してメルマガ配信もできるため、リピーターも獲得しやすいです。

「Yahoo!ショッピング」

Yahoo!ショッピングは国内で楽天・Amazonに続く大手ECモールであり、国内での知名度・集客力も申し分ありません。

また、登録者数4,700万人超えのPayPay(2022/7/25時点)で支払うこともでき、PayPayポイントも付与されます
(参照元:
買い物でもらえるPayPayポイントについて (yahoo-net.jp))

ASPでおすすめのプラットフォーム3選!

ASPでおすすめのプラットフォームは下記の3つです。

  • ●「Shopify」
  • ●「BASE」
  • ●「STORES」

1つずつ見ていきましょう。

「Shopify」

Shopifyは世界最大級のASPであり、世界各国の決済方法や言語に対応しているため、ビジネスを世界に広げることも可能です。

また、低コストで導入できる上に、決済手数料も低く、なおかつ幅広い機能に対応しているのも特徴的です。

決済代行サービスの「KOMOJU」もShopifyに対応しているため、KOMOJUを導入することで同時に幅広い決済手段も取り込めるでしょう。

Shopifyストアに決済手段を導入する|決済代行のKOMOJU

「BASE」

BASEは知名度が高く、ネットショップ開設実績は5年連続No.1です
(参照元:
BASE (ベイス) | ネットショップを無料で簡単に作成 (thebase.in))

費用も売れたときの手数料のみとなっており、サイトのデザインフォーマットも幅広いです。万人におすすめできるASPといえるでしょう。

「STORES」

STORESには、無料のフリープランと有料のスタンダードプランがあります。無料のフリープランでも使い勝手が良く、商品登録数の制限もありません。

Instagram(インスタグラム)と連携できるので、マーケティングにも適しています。

自社ECサイトを構築する際は「決済代行サービス」の導入も検討しよう

本記事では、自社ECサイトの基本情報や簡単にサイトを構築する方法、おすすめのプラットフォームなどを解説しました。

初めてECサイトを作る場合、手間がかからない「ECモール」か「ASP」がおすすめです。実際に作ってみることで、次第にECサイトの運用にも慣れてくるでしょう。

また、ECサイトでは幅広い決済手段を導入することが欠かせません。決済手段サービス「KOMOJU」は幅広い決済手段に対応しているので、ぜひともご活用ください。

コンビニ決済の導入|KOMOJU

本記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。